投稿者: 人事制度が存在しないと会社や組織はどのようになってしまうのでしょうか。
人事制度は就業規則などに当たり前のように存在しているものと思われがちですが、実は会社の成長を左右する重要な制度でもあります。
会社の資源とは？
会社の経営資源として挙げられる代表的なものに「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」「時間」があります。
人事制度は、この中の「ヒト」に関する制度であり会社の経営資源を担っているといっても過言ではありません。
会社は人がないと経営活動を続けることは不可能です。
会社に人が定着すること、従業員が成長することが会社の発展にも繋がります。
人事制度がうまく機能しないと人の入れ替わりが激しくなり、現場や会社としても運営が成り立たなくなってしまいます。
人事制度は、経営戦略の一部でもあるといえるほど重要な制度なのです。
人の成長こそ会社の成長
人事制度は「等級」「評価」「報酬」の3つの柱から成り立っています。
この3つのサイクルを回すことで従業員が自分の役割と目標を明確化できます。
それにより、従業員と会社の成長につなげることが、人事制度の目的といえるでしょう。
従業員が定着せず、会社としても成長ができていない場合は、人事制度に問題がある可能性もあります。
キャリア目標を明確にし、成果が評価され、成果に対して報酬が支払われる、といった流れがしっかりできていると従業員のモチベーションも高まります。
そして、その結果が会社の成長、発展にもつながっていくことが人事制度に求められるゴールです。